いつもご愛顧を賜りまして、厚く御礼を申し上げます。
11月に入り、「京の千枚漬」・「極・千枚漬」についてのお問合せを沢山いただいております。
例年ですと、11月に入ってすぐに一番樽を仕込みますが、
未だ良い聖護院かぶらが出ておりませんので、製造を見合わせております。
全体的にかぶらの生育が遅れているようでございます。
これも今夏の幾たびかの台風の影響でございましょうか。
いま北海道や滋賀県産の聖護院かぶらがたくさん出ておりますが、
やはり聖護院かぶらは京都産に勝るものはないように思います。
形・重み・甘み・柔らかさ、どれを取りましてもやはり京都産は質というものが全く違います。
楽しみにしていただいているお客様がたくさんいて下さっていること重々承知をしております。
ご期待を掛けていただいているがゆえに適当な品物はお出しするわけには参りません。
毎日吟味しております。
京都産の良いものが出るまでもう少しお待ちくださいませ。
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