2024年 10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
今日
定休日(毎週土日)
2024年 11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
定休日(毎週土日)
最近ご覧になった品物
 
 
 
 
 
 
 
会社紹介
 





Introduction
〜ご挨拶〜


創業当初のことです。私は、スタッフの皆さんに「いま美味しいと言われなくてもいい、五年後十年後に心から美味しいと言っていただける品物をつくろう」と説き、 添加物を使わない漬物づくりに真正面から挑戦しておりました。

完全に食品添加物を使わない漬物製造業者は、1社もありません。日本に1社もないのですから、世界にもありません。 「我々は世界で唯一、前人未到の挑戦をしているのだ」と叱咤激励しておりました。しかし、反面これは棘の道でもあります。

人工のうま味調味料(化学調味料)を使えば、すぐに多くのお客さまに美味しいと言っていただけます。近道です。しかし、これは目先の勝ちを拾うことであり、小手先のごまかしであると考えました。 漬物がではなく、うま味調味料が美味しいと脳が反応してしまうことが本質です。最初から最後までずっと同じ金太郎飴みたいな味になることにも、すごく違和感がありました。

「厳しい眼や正しい味覚を持っていらっしゃるお客さまは、ごまかしをすぐにお見通しになる」という確信がありました。何と言っても伝統と格式を誇り、日本国中に名の通った「京つけもの」であります。 生半可なことが許されるはずはありません。

とは言え、私は師匠についたり漬物店での修行をしておりません。当然ながら、素人の無添加のお漬物づくりは、全くご評価いただけませんでした。 末路あわれは覚悟の前ではあったものの、まさに目も当てられない無残な有様でありました。 漬物はあるが明日子どもたちに食べさせる米がない、そんな情けない状況です。

これが4、5年は続きました。完全無添加の漬物づくりは誰かに教えてもらえるものではありません。先人はいません。 厳密には名人上手はたくさんいらっしゃいましたが、その技は絶えて久しく、わずかに残った古い料理本や戦前の生活雑誌を教本に、自分の頭で考え修練するしかありません。 詳細に帳面をつけて、だめな原因と改善策を考えまた試験する、これを何度も繰り返しているうちに、いつからかお客さまから「美味しかったよ」とお声を頂戴するようになりました。

ご案内のお客さまもいらっしゃるかも知れません、角界の三年先の稽古ならぬ十年先の稽古です。大変に勇気のいることでありましたが、十年前に土を耕し種を蒔いた品々が現在の小店の芯柱として支えてくれていますので、とりあえずの形にはなったと思っています。

漬物づくりの道に完成はないのだと思います。全く終わりなどないということを毎日痛感しています。私のつくる漬物は、樽ごとに味わいも風味も食感もすべて違います。全く同じものは二つとできません。奥深さは、無灯のトンネルみたいな世界です。いつまで出来るかはわかりませんが、身体の動く限り、修練を怠らず取り組んで参りたいと思っております。そして、京つけものを世界の皆さんに知っていただきたいと思っております。








☆ご掲載いただきました。感謝申し上げます。☆



仁平 綾 著「京都はこわくない」(大和書房刊)にて平安時代からのしば漬 建礼門院をご掲載いただきました。大和書房HPはコチラ


マガジンハウス社さま「クロワッサン2024.3月号」にて名物 松ヶ崎漬をご掲載いただきました。

MBS毎日放送「Catch」2022年7月24日放送分にて当店主人林慎太郎が出演させていただきました。 ものづくりや想いなど大変愛のある編集をしていただきました。CatchHPはコチラ

KBS京都 「谷口流々」2022年4月16日 放送分にて当店主人林慎太郎が出演させていただきました。
生い立ちから創業の経緯、松ヶ崎漬について、今後の目標など大変丁寧に取材していただきました。
谷口流々HPはコチラ

「あまから手帖 2020.8月号「林慎太郎商店に聞く 今日から始めるぬか漬」内にて当店の生ぬか床をご取材・掲載いただきました。
慎太郎の生ぬか床のお求めはコチラ

集英社さま 「MORE 2019.6月号 ご当地OLがおすすめ!47都道府県お土産図鑑」にて、 京都のお土産として志津屋さんに並んで当店の柚子だいこんと春のきゃべつ漬をご掲載いただきました
柚子だいこんはコチラ 

クリエテ関西さま 「あまから手帖 決定版 京都の手みやげ いいもの見つかる厳選の123軒(2019.3.18刊)」内、
<辛党のための逸品>にて京の千枚漬を<麗しの京みやげ>にて松ヶ崎漬をご掲載いただきました。あまから手帖HPはコチラ

JR東海さま 「そうだ京都、行こう。」HP内“どぼ漬ってなんだろう”旬の京漬物を求めて にて当店のものづくりをご取材いただきました
そうだ京都行こうの特集ページへ

クリエテ関西さま 「あまから手帖2018.4月号<麗しの京みやげ>」にて、松ヶ崎漬(花菜漬)と当店主人のお漬物づくりへの想いや考え方をお取り上げいただきました。

マガジンハウス社さま 「&Plemium2017.9月号」にてご掲載いただきました

関西テレビさま 「よ〜いドン!本日のオススメ3」のコーナー内で放映していただきました

京阪神エルマガジン社さま 「3度目以上の京都旅に エコトリップ京都」にご掲載いただきました

京阪神エルマガジン社さま 「SAVVY 2015.9月号」にご掲載いただきました

クリエテ関西さま 「あまから手帖2015.2月号 関西の銘品傑作選」にお選びいただきました

小学館さま 「大人の逸品 心からの贈り物2015夏」にご掲載いただきました

実業之日本社さま 「京のめぐりあい 京都食手帖」にご掲載いただきました

三越伊勢丹さま・NTTdocomoさま 「GOURMET A LA CARTE 美味30選2014」にご掲載いただきました

小学館さま 「大人の逸品 心からの贈り物 特別版 2014夏」にご掲載いただきました

クリエテ関西さま 「あまから手帖 2014.6月号 関西夏の銘品100」にご掲載いただきました

ハースト婦人画報社さま 「婦人画報 2014.1月号」にご掲載いただきました

小学館さま 「大人の逸品 心からの贈り物 2013冬」にご掲載いただきました

Leaf×伊勢丹 おとりおき.netにお取り上げいただきました

ハースト婦人画報社さま 「婦人画報 2013.8月号」にご掲載いただきました

関西テレビさま 「よ〜いドン!となりの人間国宝さん」内で放映していただきました


ページトップへ