2026/01/28 08:41
噛みしめる、早春 オトナのからし菜漬の販売を開始いたしました。
― からし菜漬と京の暮らし ―
二月の京都は、まだ冬の中にあります。
畑のからし菜は、芽吹きを急がず、
寒さの中で、味を深めていく。
御漬物司 林慎太郎商店のからし菜漬は、
浅漬ではありません。
塩に入れ、時を置き、
色が藍に近い暗い紺へと沈むまで、待ちます。
この色は、時間を重ねた証。
辛みは角を落とし、
旨みとともに、静かに残る。
派手さはない。
けれど、また食べたくなる。
それは、何度も選ばれてきた味のかたち。
古来、からし菜漬は、
京の暮らしに、
春を告げるためではなく、
冬が終わりを迎えていることを
知らせるためのお漬物です。
恐惶謹言 主人
噛みしめる、早春 オトナのからし菜漬のご案内